資材管理について説明します
(会社内に独立した資材部を持つ場合)

資材管理システムの機能を、いずみ生産管理システムで行う場合の説明です。
資材の中でも、ネジ、リベット、バネ、単体部品などの購入部品を中心に管理を行います。
資材でも、粉材料であるような、個数で扱えない材料は、現在未対応のままです。(納入処理は出来ます。発注処理-注文伝票-が未対応です)

社内で資材部を持ち、独立させてそれを運営機能させることは、いずみ生産管理システムの生産管理部から見ると、純粋な意味で、これは社内外注となります。
資材部のみが独立して、いずみ生産管理システムを使用した場合を、以下説明いたします。
いずみ生産管理システムの機能をかなり限定して使用することになります。

購買管理について

  1. 部品基本情報の登録
  2. 購入先マスター
  3. 注残管理(納期管理)
  4. 注文書の発行
  5. 受け入れ検収処理


倉庫管理について

  1. 入出庫管理
  2. 在庫管理


MRP 資材所要量について

  1. 資材管理を生産管理と管理を分けた場合、資材部では当然MRPを行うことができません。生産管理部でMRPを行ってもらいます。
  2. 資材部では社内各部署や社内外注からの注文書の内容に応じて在庫や注文数を管理する必要があります。


いずみ生産管理システムには、在庫に対する生産発注点や最大在庫、ロット生産指示の概念を取り入れた自動発注機能があります。
単品管理である資材管理のみに限定した管理であれば、在庫管理は現実的で非常に簡単になりますので、在庫の狂いはまず発生しません。
入庫や出庫のタイミングも崩れることはないでしょう。
生産マスターの計画タブを開き、その登録を必ず行い、有効利用してください。
在庫減少の信号が出され、その必要数が一目で分かるようになります。
本日生産指示 部署別 リアルタイム をご確認ください。
いずみ生産管理システム同士ですと、簡単にEDI伝票通信システムが出来上がります。
資材でもっとも求められる素早い対応を、EDIでは簡単に実現できます。

更新日 2001年11月16日