生産計画をたてるための各種基本データを指定しておきます。
製品マスターと生産マスターに登録してゆきます。
ここでは型番計画登録方式で説明いたします。
中小零細企業では型番を持たない工場が多いと思いますが『型番』指定でなくても生産計画は同じ手順で立てれますのでご安心ください。
注:ここで言う型番の目的は、同一商品を得意先を変えて出荷納品するための一つの手段です。
よほどの理由が無い限り、得意先から指示の型番(品番)を用います。
型番で生産計画を立てる場合、製造工程が無いためこのままでは工程負荷率を計算することができません。
そこで『型番生産計画時の設備製造ライン負荷計算対象部品コード』の指定が必要となります。
ここに指定された品番の製造工程(生産マスター)で製造計画フラグの立てられた工程情報をもとに負荷計算を行います。
この機能をONにするにはボタンを必ず押し込んでおいてください。
有効在庫を活用する為には理論在庫(棚卸し在庫)を管理してください。
にチェックを入れておくことで入荷出荷倉庫の管理を行う指定となります。
注:倉庫管理を行っていない工場ではこのチェックは指定しないようにしてください。
いずみ生産管理システムには紐付計画というとても便利な機能があります。
対象型番のボタンを押し込んで『紐付き計画』も行うことにしましょう。
『型番生産計画時の設備製造ライン負荷計算対象部品コード』で指定された品番は必ずメンテナンスしておきます。
には必ずチェックを入れておきます。
またのボタンを押し込んでおくことで、紐付計画とリンクさせることができます。
『型番生産計画時の設備製造ライン負荷計算対象部品コード』で指定された品番は必ず生産マスターもメンテナンスしておきます。
計画基準とする製造工程のに必ずチェックを入れておきます。
『一日当たり最大生産可能数量』の登録を忘れずに行います。
これはラインの負荷計算で用いるデータとなります。
一日標準作業時間内(大抵の場合8時間)でこの仕事のみやり続ければ何個生産が可能かを登録しておきます。
同じく『標準段取り時間』と『標準リードタイム』を登録しておきます。
『標準段取り時間』とは、この工程の仕事に取り掛かる準備に何秒かかるかの登録で負荷計算に用います。
『標準リードタイム』とは、この工程の仕事に取り掛かるにあたって何日前までに部品などを取り揃えておかなくてはならないかの日数を登録します。
生産計画の下部品への展開処理時に使用する重要なデータですので正確に希望の日数を登録しておきます。
更新日 2001年11月29日