所要量計算について説明します。
生産計画を行うよう設定してあるとこの機能は生産計画(月間合計値として)で自動的に使用されます。
あくまでこの所要量計算は入門用の簡易機能であると理解してください。
簡易的な仕組みとはいえストラクチャ構成レベルに制限はありませんので大企業でも十分に実用に耐えるものです。
日々の予定数で6ヶ月に及びリードタイムをも含めた本格的な所要量計算は『生産計画』と『製造計画』にて行います。
今月分として、一から入力したい場合は、始めに『消去』ボタンを押します。
全て消去するならば、はいのボタンを押して下さい。
製品コードを打ち込みますと登録済みの出荷予定数が全てゼロになっているのが分かります。
今月の出荷予定数を、それぞれの出荷対象の全ての製品に対し入力します。
入力ごとに必ず登録ボタンを押します。
入力結果が『登録済みの出荷予定数』のところに表示されます。
月間出荷予定計画数という作業フォームを使用して、資材などの所要量計算を行ないます。
今月出荷計画予定数の決定は、手作業で行ないます。
製品コードを入力します。
すでに展開処理済みであれば、それぞれのデータが表示されます。
いつでも 『今月の出荷予定数』 は変更することができます。
その場合、予定個数を変更後、登録ボタンを押し全ての対象の製品を変更した後、展開ボタンを押して下さい。
前年度や、前回の出荷実績などを参考にする場合は、納品実績一覧表の集計機能を使用します。
登録が終わりましたら展開ボタンを押して下さい。
メインメニューバーのプログレスバー表示が終了すれば、単純所要量計算の終了です。
先ほど所要量展開したものの対象部品を表示させて見ましょう。
実際の所要量値は各製品ごとの出荷予定数所要量値の合算となります。
まだこの機能を使用していない会社であれば、所要量計算は生産管理システムの基本機能ですので、必ず使用できるように企業体制を整えてください。
マスターについては、製品マスター、生産マスター、展開マスターそれぞれに正確な登録が必要です。
工程管理を行なわない会社(工場)であっても、生産マスターに、製品コードそれぞれに対し、ダミーの工程を一つずつ登録しておく必要があります。
更新日 2001年11月26日