会社マスター

   ≪郵便番号はどこに反映されますか。≫
   郵便番号は現在自社コード(999)でしか内部的には使用していません。
   外注伝票を発行したとき、その注文書に郵便番号が使用されています。

   ≪ハイフンはどういう意味ですか。***-***-****≫
   ハイフンを指定しておくと外部的(見える側)にハイフンを自動表示するようになります。
   得意先や、社内指定の製品コードや図番などによってはハイフンのつけ方が異なると思われます。
   その場合も会社単位でハイフンの設定をしてあげてください。
   この指定を無視し設定を行わなかった場合は手動となります。


   ≪端数処理を行わないとはどういうことですか。≫
   端数とは小数点以下の金額のことです。
   実際には受け取ることも、支払うこともできませんので通常は一円単位にまで端数処理を行います。
   端数処理を行うのは伝票単位(1契約単位)であるため、端数でも集計すれば一円以上の誤差が生じる場合があります。
   端数処理を行わないということは、より正確に金額計算することを意味します。
   ただし小数部が発生するので集計後になんらかの端数処理が必要になります。(この端数処理は手作業となります。)

   ≪売り上げと仕入れで端数処理が異なる場合はどうすればよいですか≫
   一般的には上記のような問題は発生しません。
   もし仮に発生する場合は同一企業であっても『得意先』指定のコードと『外注先』指定のコードを必ず別々に指定してください。
   売り上げ処理は得意先コードで、仕入れ処理は外注先コードで行うことになります。

設備名(ライン)マスター

   ≪このマスターはどのように展開されてゆくのですか≫
   設備に対する生産実績集計のみならず、生産計画で重要な意味を持ちます。(生産計画を行う上でのターゲットとなります。)
   また生産実績を設備単位で細かくデータを記録しておくことは品質管理にも十分に役立ちます。
   このマスターは設備およびラインに対して登録しておくものです。

箱マスター

   ≪箱マスターは不要なのではないですか≫
   会社によっては通い箱や箱かんばんを採用しているところもあります。
   どの箱に何個入りで納品してくださいというものです。
   このデータは外注伝票の現品票で使用されています。
   

しくみマスターおよび不具合マスター

   ≪どのように展開されていますか≫
   しくみマスターはバージョン6.25以上の受け払い有効在庫システムから使用されます。
   不具合マスターは、外注伝票の検収に連結されています。

治具マスター

   ≪治具とはどのようなものですか≫
   治具とは金型のダイセットや、汎用ポンチ、リベットジグ、検査ジグなど作業を行うために必要な設備以外の工具をいいます。
   生産マスター(製造工程マスター)に連結された治具コードは、その製造工程で必要な治具を登録します。
   製品マスターに連結された治具コードは、次工程で同部品を使用する場合、必要になる治具を登録してください。
   (この部品を使用する時にはこの検査時具を必ず使用するなどの場合です。)

金型マスター

   ≪どのような機能があるのですか≫
   金型を管理するための簡易的なデータベースです。
   金型マスターという名称ですが、登録は生産マスターから連結して使用します。


更新日 2001年11月15日