展開マスターインポートについて説明いたします。

以下のデータを参考にした並びで作られたCSVファイルを準備してください。

親部品コード 子部品コード 必要数
HZ123GGP-12 123    5

部品コードのデータ並びに順番など規則性は必要ありません。
なお以下の決まりを守ってください。

  1. 部品コードはキーコードですので、製品マスターと生産マスターにそれぞれ前もって登録されている必要があります。
  2. 必要数は、整数であれば個数、実数であればその必要量を充ててください。
  3. いずみ生産管理システムでは、工順での連結を行っており、よりシステムとして高度ですが、他社にまだこのように工順を扱う例を私どもがまだ見聞していないためインポート機能として必要外と考え省きました。(インポート時に全てを工順1とします)


データ構成はあくまでも親子データが連結された連続データです。
レコード構成そのものがツリーである分けではありません。
データはいずみ生産管理内部で再帰処理され、またメモリ上にテーブル展開されてツリー構成のデータに再加工された上で用いられています。
これはホストコンピュータ等の品目構成データの持たせ方と同一の考え方のものです。
この手法は通常のデータベースによる一般的な登録手段よりは効率がすこぶる良く、マスターデータ登録件数を通常で10分の1から20分の1程度まで減らせますし、加えて処理スピードの点でも非常に有利で、かなりの高速処理を実現できます。

エクセルではだいたい以下のようになると思います。
CSVデータファイルを作成してください。



展開マスターインポートの作業ホームを起動します。
ファイルを選択し、先ほど作成しましたCSVデータファイルを読み込んでみます。



実際に用いる時のエクセルデータは以下のような感じになると思われます。
親品番や子品番などの並びは、下の例のように整列されていなくてもインポートできます。
ただし、すでに登録されている構成データが存在しますとエラー表示されますのでご注意ください。





<お知らせです>
他のシステムのパソコンから構成データを落としますと、構成の抽出のされかたがそれぞれ異なる場合があります。
インターネット上で公表できるデータと、そのレイアウト表をメールで送っていただきますと、そのCSVデータをインポートできるようにさせていただきます。
よりよく評価していただくため無料でインポート機能の追加をお受けいたしますので、よろしくご活用ください。


更新日 2002年7月14日