製造計画とは、生産計画が最終工程に対するものであったのと異なり、資材から始まり途中仕掛かり工程で計画を立てることを言います。
製造計画を立てるためには以下のマスター登録が必要です。
製品マスターの『製造計画』にチェックを入れてください。
生産マスターの『製造計画』にチェックを入れておいてください。
同一品番に対して一箇所のみ製造計画を行うことができます。(生産マスターは複数工程の登録ができます。)
必ず設備製造ラインのコードを指定しておきます。
この指定がないと負荷計算が行われません。
マスターの基本設定が終了していますと以下のように製造計画入力モードに入る事ができます。
このボタンを押し込んでおけば、対象品番のみの生産計画数の所要量値+リードタイムが参考表示されます。
押し込まれていないときには、製造ライン全体の計画数とその負荷率が表示されます。
生産計画数を参考にしながら製造計画数を入力していきます。
有効在庫の動きにも注意を払います。
製造指示書を現場で発行しても良い場合、製造計画確定のチェックを入れておきます。
チェックが入っていないと作業指示書を発行することはできません。
製造計画の確定忘れが無いかどうかの確認は製造計画 未確定一覧表で行ってください。
このボタンを押し込んでおくと製造ライン全体の製造負荷を確認することができます。
また違う品番(部品成型や組立)でありながら、同じ製造ラインである部品に対しても製造計画の登録を行ってみます。
各品番工程が連鎖して反映していることが分かると思います。
また実際の製造計画では非常に複雑な工程の絡みがありますのでより微妙な数値結果となって現れてきます。
これでよければ更新ボタンを押すことで登録されます。
製造計画は生産計画と同じく最大で6ヶ月間立てられます。
のボタンを押し込んでおくとリアルタイムに製造ラインの負荷率がグラフになって表示されます。
この値を参考に指示数を決定していくとよいでしょう。
製造計画一覧表の説明はこちら
更新日 2001年12月29日