初期値の設定について説明します


いずみ生産管理システムをご使用になられる為には、
必ず初期値の設定を行なう必要があります。

プルダウンメニューから 『初期値の設定』 を開いてください。

各社、各工場の実情に合わせた設定を行なってゆきます。


 
<音>

 何かするごとにピーという音を鳴らすならば、
 『音を鳴らす』にしておいて下さい。
 工場内でパソコンから音を出さないようにして
 いる場合は『音は鳴らさない』にしておきます。



 
<日付>

 デフォルトでは年号4桁となっています。
 年号を2桁として表示させても、コンピュータの
 内部ではすべて年号は4桁で処理しています。




 
<伝票>

 注文書番号は英文字と数字で30桁までのものが
 入力処理可能です。
 桁数が大きすぎる場合には小さく指定できますが、
 このままでほとんどの場合は問題ありません。




 <製品>

 製品コードの最大の長さを指定します。
 このままの指定でなんの問題もありません。
 生産予定数に先月の受注残を自動的に加える
 場合にはチェックを入れておきます。




 <Name>

 デザインネームを登録します。
 なるべくセンスのよいものにします。
 トライアルでご使用中はトライアルであるという意味の
 情報表示のためのデザインネームとなります。
 説明ではアルファベットを指定していますがほと
 んどの場合は日本語入力で問題はありません。




 <図面>

 図面を管理している共有フォルダーを参照ボタンを
 押して指定してください。
 図面は、ビットマップデータなどで作成されたものを
 扱います。
 図面データはファイル名を図番として登録してください。




 <名前>

 ネットワークで使用するシステム名を登録変更します。
 必ず他と重ならない名前になるようにして下さい。
 デフォルトではパソコンのネットワーク名が
 そのままコピーされ使用されます。
 日本語(漢字)でも登録できます。



 
<消費税>

 消費税は必ず今後アップしてゆきます。
 変更があった場合、必ず入力更新してください。

 注:消費税は検収一覧表でのみ使用します。



 <言語>

 起動時に英語モードで立ち上げることができます。
 海外での利用にご使用ください。
 メッセージから各種帳票までの一切が起動時から
 英語表示されるようになります。
 『各種機能』→『English Mode』 切替 『日本語表示』
 で瞬時に言語を切替ることもできます。




 <Excel>

 各種帳票データをエクセル出力する場合の
 品名出力のされかたを指定します。
 一つのセルのなかにまとめて品名表示されるほうが
 いいのか、細かく細分化されて出力される方がいい
 のかを決定しておきます。




 <在庫>

 在庫の狂いが非常に起こりにくく、また意外と使い
 道のある在庫追跡法です。
 受け入れには間違いのない工程のみ管理を行い、
 払い出しは出荷実績からの所要量でそれぞれの
 在庫を追跡します。

 もともと得意先から提供された無償部品の在庫追跡に
 用いる為の仕組みです。



<品名>

 なるべくですと品名、部品名、サイズでの詳細な
 登録がこのシステムでは適しています。
 ただし現在使用している他のシステムが品番に対し
 一つの名称しかもたない場合は、そのシステムと
 表示を合わせるためにこのチェックをいれておきます。




 <生産計画>

 最大6ヶ月まで生産(製造)計画を立てることができます。
 また、あえて計画月数を制限することもできます。
 右の例では4ヶ月間に指定してあります。
 生産計画を行わない(0ヶ月にする)場合は簡易的に、
 発注点方式による生産指示が利用できるようになり
 ます。




 <起動>

 全てのインデックスを再構築するがONになっている
 場合にはハードディスク書き込みの信頼性を過小
 評価し書き込み時に正確に書き込まれたかの
 再読み込みチェックを逐一行います。
 (ミスが見つかれば再度書き込みます)
 処理スピード優先ならばマスターのみ再構築する(OFF)
 とするか、起動時に全ての安全対策を行わないにしてください。




 <能力>

 作業能力を標準原価から求めることができます。
 マスター構築時に見積もり価格として標準工程単価を
 登録しておくと、作業サイクルタイムの登録がなくても
 標準工程単価から作業能力値を求めることができます。
 サイクルタイムを用いる場合は各部署のチャージ金額を
 決めておいてください。
 この能力値は作業伝票の発行時に使用されます。




 <材料>

 得意先からの有償・無償支給されていることを管理
 するかどうかを決定します。
 メーカーではない外注作業を主にした工場では大抵
 の場合、『支給材料を管理する』に指定しておきます。




 <プリンター>

 インターネットEDIで使用するプリンタを設定します。
 注文伝票は通常インパクトプリンタで発行されます
 のでプリンタの指定が必要となります。
 A4コピー用紙を用いた注文伝票発行もできます。
 その場合は、一般的なインクジェットやレーザー
 などのプリンターを使用してください。




 <シリーズ>

 商品のシリーズ管理を強制的に行うことができます。
 シリーズ登録のない商品の販売が行われると強制的
 にシリーズ登録を促されるようになります。
 伝票入力作業を行いながらのシリーズ登録ができる
 ようになりますのでチェックを入れておくことをお勧め
 いたします。




 <終了>

 更新処理後にはなるべく電源を切っておいたほうが良いでしょう。



 <リトライ>

 ネットワークとは一時的に不安定な時があります。
 そこで接続エラーが発生した時には再接続を自動
 で行うようにしてあります。
 ここに指定された回数再接続を試みますが、
 それでも接続できなかった場合システムは、
 メッセージを出した後に強制終了されます。




 <検索件数>

 現在ではまだ開発言語の性能上、32700件
 以上の一覧表での表示によるディスプレー表示は
 不可能で許されていません。
 なお内部データには基本的に登録件数制限などはありま
 せんので、なんらご心配はいりません。




 <工程>

 ISO9000シリーズの規定では、製造業に限れば
 作業内容がいつも同じであることが品質を確保する
 前提であるとしています。
 作業の標準化を行なう場合はチェックボックスの
 チェックを二つとも外しておきます。
 デフォルトでは双方とも変更許可のチェックが入っています。



 <追加>

 他のアプリケーションや、いずみ生産管理システム
 専用の外部プログラムを指定しておきます。
 あたかもこのシステム上に初めからある機能であるか
 のように使用することができます。
 エクセルやワードなどいずみ生産管理システムと同時に
 日常よく使うものを登録しておくととても便利です。

 直接入力することで引数を与えることもできます。



 <構成>

 数値を大きく取るほど、計算処理にかかるコンピュータ
 への負荷は当然のごとく増大します。
 たいていの中小工場では、X軸(構成の深さ)は5、
 Y軸(部品点数)は50もあれば問題ないと思います。



 
<NET>

 最大接続数とはサーバーに現在接続している台数の
 ことです。
 最大数は99件までのライセンスとしてあります。

 トライアル版では4件、サーバーも含めて5ライセンス
 を開放してあります。




 <印刷>

 プリンターによっては印刷される感じが異なります。
 この画面で求める印字内容に変更してください。
 各パソコンごとに接続、使用されているプリンターは
 異なるでしょうから全てのパソコンそれぞれに指定し
 てください。




 <Internet>

 WEB-EDIシステムに接続するための設定値を
 入力します。
 オンラインヘルプアドレスやエラー時のメールアドレス
 もここで指定します。
 内容を変更するためにはAdministratorパスワードが
 必要です。
 なおトライラル版でのパスワードは『Trial』です。




 <Backup>

 デフォルトのままでも良いのですが外部記憶装置に
 バックアップを取りたい場合は必ずパスを指定して
 ください。
 ハードディスクのクラッシュを考えるとメインのデータ
 共有ホルダとは異なるドライブを指定してください。




 <EDI>

 WEB-EDIの設定を行ないます。
 ユーザーになられますと自動的にインターネットEIDを
 利用することができるようにデフォルトで設定されます。




 <時間>

 作業が重なりますと共有違反のエラーを起こしやすくなります。
 誰それさんが使用中なので起動できないとメッセージされます。
 ところが実際はなにも作業もせずに作業フォームを開きっ
 ぱなしにしてあるだけということがかなり有るはずです。
 
 こんな時に、そんなパソコンにこの設定をしてあげてください。

 通常10分に設定しておけば問題は少ないでしょう。



 <ミラー>

 ミラーファイルを作成する際に、バックアップ型データやテーブルデータ
 もミラーリングを行うかを決定します。
 大きなサイズのデータもミラーリングすると起動時間が長くかかります。



 <内示>

 得意先からの内示データをどう扱うかを決定します。



更新日 2005年6月25日